この度、創業百五十年を記念して出雲焼楽山窯空和作による記念小皿を販売いたします。
楽山窯の歴史は古く、延宝まで遡ります。松江藩二代藩主松平綱隆により、萩から陶工倉崎権兵衛が召し抱えられ、開窯したのがはじまりと言われています。
その後四代続いたのち、一時途絶えますが、享和元年(一八〇一)に大名茶人として名高い七台藩主松平不味公の命を受け、長岡住右衛門貞政により、再興されました。
楽山焼は初代倉崎権兵衛の頃より、伊羅保、三島、御本茶碗といった高羅茶碗の写しに優品が多く、茶器中心の窯として現在十二代長岡住右門空郷、娘婿空和とともに作陶を続けています。
今回何代にも亘って伝統的な物造りを続けている楽山焼の長岡空和さんと「カネモリ醤油」とが話し合い、この度の作品をお届けすることが出来ました。
この小品が皆様方の暮らしの安らぎとなれば幸いに思います。
「創業百五十年記念小皿」は限定販売となっております。令和七年一月より販売受付いたしますので当店HPより申し込みください。
ご注文いただいてから一品一品丁寧にお作りいたしますのでお手元に届くまで少々お時間をいただきます。ご了承ください。